こんにちは!ハニーです!
高校年代に伝えたい。メンタルを安定させる4つの考え方
というテーマについて考えて行きましょう!
このブログでは考え方の選択肢を増やす目的として読んで 頂ければ嬉しいです!
目次
サッカーとメンタルの関係性
現在日本という国でサッカーを日常的にプレーしている人の数は、日本の人口1億2600万人に対して480万人ほどと言われています(2018/6/18現在)。小学生の将来なりたい職業ランキングでも常に上位に入るサッカー選手。
今や男女関係なく、サッカーをプレーするのが当たり前の時代に入っていますが、その中でプロ選手になれる割合はほんの一握りです。
では、サッカーで成功するためには、、、
結論からお伝えします。
メンタル面を強化する。
これに尽きます。
私はサッカーを小学生から始め、大学卒業まで続けてましたが、周りで成功している選手に共通していたのは、どんな状況でも練習通り普段通りのプレーをしている選手ばかりでした。
確かにプレーのスキル、戦術理解、連携プレー、ディフェンス力。どれもとても重要でサッカーをする上では必要不可欠になる要素ですが、その技術を公式戦、あるいは大舞台で100%出す事が出来なければ、まず注目はされずプロへの道は遠のくばかりです。
どんな状況でもいつも通りのプレーをする
シンプルな言葉ですが、この言葉を実行できる選手は少数だと感じますし、実行できる選手こそがJリーガー、または世界で活躍する道を切り開いていきます。これはサッカーに限らずどんなスポーツでも同様です。
私は特に高校年代のサッカープレイヤーにこれを伝えたいと思います。一概には言えませんが、小学校、中学校までは無我夢中にサッカーをし、将来については「プロになれるだろう」という根拠のない自信で夢を追いかけている人がほとんどだと感じます(個人差はあると思いますが、、、)。
しかし、高校に入ると夢を実現できるのか出来ないのかが段々明確化されていきます。その理由としては、サッカー技術に対する実力の差、厳しい環境で戦い抜けるかどうかのメンタル面の差、身体能力(走り、フィジカル)の差が明確に現れてくるからです。
高校の厳しい環境で3年間サッカーをして燃え尽きた、周りとの差に圧倒されサッカーをやめた。という選手を私は何人も見てきています。
やはりこの高校年代の厳しい競争に勝つためには、さらにプロサッカー選手を目指すためには、メンタル面を強化しておく事は重要かつマストだと感じます。
どうしてもサッカーというと技術、テクニックに目が行きがちですが、それを100%活かせるメンタル面の強化に目を向けて欲しいです。
次の見出しでは、私が味わった高校時代の悔しい経験談をみなさんに共有したいと思います。
悔しい経験
私は小学校1年生から大学4年生の約 16年間サッカーをプレーし続けました。
小学校、中学校まではクラブチームで活動し、選抜に選ばれるなどそれぞれのチームで中心選手としてプレーしていました。高校は、東京都でインターハイにも出場している強豪チームのサッカー部に入部し、高校1年生の時にはTOPチームに選ばれるほどの技術は持っていたと自負しています。
しかし、高校2年生になり、公式戦に出してもらう機会がありましたが、緊張により中々自分の実力を発揮できない試合が続きました。もどかしい気持ちがありながらも当時の私は技術が足りないから、走り込めてないから、もっと体力をつけなければ、体を強くしなければ、とメンタル面が原因と言う事に気付けなかったのです。その後は、失礼ですが明らかに自分より技術が劣っている後輩や同年代の選手にスタメンを取られ出場機会が減少し、そのまま高校を卒業する事になってしまいました。
とても悔しい経験でしたが、今当時を振り返ってみると私からスタメンを勝ち取った選手はどの選手も公式戦、重要な試合でいつも通りのプレーをしていました。例え技術がなくても、体力が無くてもここぞという試合でいつも通りのプレーが出来る、そのようなメンタルを持っている選手は必ずスタメンになるチャンスが舞い降りてきます。そしてチャンスが多い分経験を積む事ができ、最終的には「成功」という物を勝ち取ります。
この事に気づいた私は、サッカーに活かせるメンタル強化法を勉強し、大学時の社会人サッカーチームで活かすことにしました。
すぐには習得はできませんでしたが、4年間常にその思考を習慣化、意識する事により社会人サッカーチームではスタメンを勝ち取る事ができ、チームの1部昇格にも貢献をする事ができました。
では、どのような考え方を習慣化して安定したメンタルを手に入れたかご紹介していこうと思います!
技術を活かすメンタル強化法
1.失敗して焦るのではなく、最悪の状況を考えておく
試合中失敗すると、次も失敗するのかな、、、チームに迷惑はかけていないかな、、、など様々なネガティブ要素が頭の中に沸いて出てくるのが普通です。もちろん上手く処理出来る選手はいいですが、そのネガティブな要素を上手く処理できず、ミスを連発してしまう選手にこの考え方をおすすめしたいです。
└プレーをミスした際に、「この試合だめだめでも将来に影響は出ないからいいや」「次の練習で成功すればいいや」「まあいっか」と言った開き直った姿勢を取る事で逆に力が抜け普段通りのプレーが出来るようになります。また、ミスをした際に逆に次もミスしてやる!とあえてミスをするよう自身に問いかけてみると、なぜか強張って固まっていた体の力がふっと抜けて楽な気持ちになるのでぜひ試してみて下さい!
2.成功は線で捉え、失敗は点で捉える
一度失敗すると、次も失敗するのではないかと一本の線で捉えてしまう方が多くいます。
前のプレーで失敗したから次のプレーも失敗すると断定するのは、負の連鎖を引き起こしてしまう原因になります。
負の連鎖を起こさないために次の考え方を試してみて下さい。
└失敗した際は、偶然失敗したんだと点で捉える事。逆に成功した際は、線で捉え、今成功したから次も成功すると考えるのが正しい思考法です。成功を線で捉え、成功の連鎖を繰り返していくと、いわゆる「ゾーン」に入る事ができます。
3.失敗した出来事に対して、感情はつけない
失敗をすると、やってしまった。最悪だ。と言った感情が必然とついてきます(一概には言えませんが)。起きた出来事に対して感情を乗せてしまうと、人は感情に左右されてしまい、メンタルがブレてしまいます。
└失敗した際には、その起きた出来事だけを捉えるようにしましょう。
例:トラップを失敗してボールがラインを割ってしまった
この場合は、トラップをミスした。これだけを考え次に切り替えます。ここに「最悪だ」などの感情を乗せてしまうとネガティブな思考になり、ネガティブな要素で頭がいっぱいになってしまいます。出来事だけを捉え感情を乗せない事を意識する事でクリアな考え方ができるのです。
4.怒りを力に変える
大舞台など緊張する場面では、体に力が入ってしまい頭も体も余裕がない状態です。
余裕がないという状態が、「いつも通りのプレーをする事ができない」事に繋がる一番の原因だと感じています。
よくリラックスしなさいとアドバイスをする方がいますが、どのようにリラックスをすればよいのか方法を教えてあげなければなんの意味もありません。
私が試合前、試合中に実践してきたリラックスする方法をご紹介します。
└あえて怒りがこみ上げた出来事を思い出し、自分をイラつかせる。
この考え方は一見イライラして余裕がなくなるのではと感じる方がいるかもしれませんが、試してみると意外と効果を発揮します。リラックスできる理由は、イライラする事で緊張を忘れ、どうでもよい感情を抱く事ができ、かえってリラックスする事ができるのです。効果に個人差はあると思いますが、私はこの方法が結構効いていました!
まとめ
今回は高校年代に伝えたい、サッカーとメンタル面の関係性について話してきましたがいかがでしたでしょうか。
自分に自信がある選手に対しては私から何も言う事はありません。そのまま自分を信じて夢を実現させてください!
今、自分に自信を持てずにいつも通りの自分を出せない方に、1つでも多くの「考え方」のレパートリーを増やして欲しいと思い、この記事を書きました。
私のような経験をみなさんにして欲しくない。
みなさんが活躍する日を祈っています!
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